日経社説 中東の外交環境変化を生かせ

 ちょっと本論がずれているような。

 リヤド宣言採択を主導したサウジアラビアのアブドラ国王は、2月にパレスチナ解放機構(PLO)主流派とハマスの抗争終結を仲介。3月上旬にはイランのアハマディネジャド大統領と会談し、挑発的な外交姿勢をたしなめたといわれている。英兵拘束では当初、大統領の強硬姿勢が目立ったが、イラン指導部全体としては早期外交決着に転じた。一段の孤立を避けようとする動きの背景には、国連による制裁の効果もあるだろう。これも外交環境の変化だ。
 対立する当事者間の信頼醸成の糸口を作り、外交解決の機運を高めることが重要だ。4月末からの安倍晋三首相の中東歴訪は、中東安定化で日本の役割を広げる好機でもある。

 そうじゃなくってさ、アブドラ国王が問題なんだよ。