NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 宮崎駿編 見たよ
⇒スペシャル(2007年3月27日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
途中、ゲド戦記の初試写会のシーンがあるのだが、上映中、1時間後飛び出して、すげー不機嫌な顔で、ぼそっと、「気持ちで映画を作っちゃいけない」って言う。すげーこわぇー。
カメラに向かって、「何がききたい?」
で、言ったこと。
「僕は自分の子供を見てたよ。
大人になってない。
それだけ。」
もう小便ちびりそうなくらい怖いシーンでしたね。まあ、一種、マジで自分の生き方が問われているのでしょうがね。
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宗介のモデルは宮崎監督の長男吾朗氏(40)。吾朗氏が昨年、「ゲド戦記」で映画監督デビューしたことを、宮崎監督は自分への反抗ととらえ、「こんなことになったのは吾朗が5歳の時、仕事ばかりで付き合っていなかったからだ。二度と吾朗みたいな子をつくらないために」と反省の気持ちを込めているという。
これって、すげーマジな話だったとよーくわかった。
で、公式には、息子に、「素直な作りでよかった」と伝えたとのこと。
その後。色指定のおばさんにコーヒーを作りながら。
「初めてにしてはよくやったというのは
演出にとっては侮辱だからね。」
「この一本で世界を変えようと思って
やんなきゃいけないんだから。
変わりゃしないんだけど。
変わらないけどそう思ってやるのが
映画を作るってことだからね。」
ま、この気概っていうのがプロなんでしょうけど、そこまで仕事に思えるものかというとあたりで。
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