毎日社説 日興上場維持 迅速で透明な基準を示せ

 迅速で透明な基準とは検察の思惑。あるいはもっと強い者に巻かれろとか。
 参考⇒ちょーちょーちょーいい感じ:東証、日興コーデ:粉飾決算のススメ

 「粉飾?うんうん、全然ありよ。ゴメンちゃいと言って謝ってくれて、粉飾金額が数百億円、しかも単年限りのもので、そして、操作に協力的であり、反省している態度を見せ、修正した有価証券報告書を出してそれに対して監査法人の意見書をつけてもらい、組織ぐるみの犯行ではないと主張し、前経営陣に対して損害賠償を請求すればセーフにしてあげる」
 というメッセージを送ったことになります。上場廃止にしていれば粉飾は絶対にダメだという強いメッセージを送ることになったでしょうが、今回の件で、東証は気づいているのかどうか分かりませんが、結果として、粉飾しても許される、上場継続できる基準を明確に示しました。一種の粉飾のススメかもしれませんね。日本では新興市場は粉飾のオンパレードで存在価値自体が問われていると思いきや、本家本元の東証も粉飾の許容範囲を示してしまうようでは、日本の株式市場ってどうなるのだろうと思ったり…