朝日社説 都知事選―これで面白くなった

 反石原の説得力が弱いと思う。

 しかし、今回はかなり様相が異なる。すでに74歳になる。自らの豪華な海外出張が問題になったうえに、都の文化事業に四男が関与したことが明らかになった。そうした公私混同への批判に加え、8年の間に側近政治の弊害も指摘されるようになった。

 政治家はその結果で評価されるべきなので、失政とあるべき対処を指摘しないといけない。それが朝日にできないのでこういう些末な話になっているのだろうか。