毎日社説 築地市場移転 土壌汚染は本当に大丈夫か

水産品の扱いでは世界最大の規模を誇る東京都中央卸売市場築地市場)の豊洲地区への移転を巡って、土壌汚染など安全性を危惧(きぐ)する声が広がっている。豊洲地区が東京ガスの石炭を原料としたガス製造工場跡地で、土壌や地下水が鉛やヒ素、シアン、水銀などに汚染されていることがわかっているからだ。

 へぇ。

第一は、東ガスの調査は03年施行の土壌汚染対策法以前に行われており、都の条例による対策で十分なのかという点だ。

 科学的に対処すればいいのではないか、という以上はない。

第二は、移転についての合意形成も問題だ。都の移転決定は01年末だが、その時点から現在までの間、関係者のみならず、消費者などを納得させる手続きが取られたのか。

 こっちが問題の本丸だったら、苗。