下がるもんだ、原油

 ⇒NY原油 暖冬で大幅値下がり : NHKニュース

9日のニューヨーク原油市場は、朝方から、売り注文が膨らんで国際指標の先物価格、WTIは、当面の目安となっている1バレル・55ドルを一時、大きく下回って53ドル台まで値下がりし、おととし6月以来およそ1年7か月ぶりの安値になりました。

 原油高騰はまた上がるだろうが、それにしても。
 下がるときは下がる。昨年の高騰の馬鹿騒ぎ議論はなんだったのだろう。
 ちょっと話の方面が違うが。
 卓見⇒石油の事とかちょっと考えていた : エレニの日記

 ここで、(採掘権を与えることが決まりかけていた北欧二社をドタキャンして)シュトックマンガス田の採掘資金を直接消費先のドイツに持ちかけた事例につながるわけだが、この出来事が今後のロシアの資源政策に意味する重要性は、―サハリン2と同時期に起こった出来事にもかかわらず―日本ではほぼ黙殺された。
 ブロゴスフィアは社会面的なものにしか興味を示していないが、日本のジャーナリズムの根本的な問題点はこの辺りにもある。