朝日社説 サハリン2 これがプーチン流か

 識者がばっくれて書いているならまあそれもよしだが、これはそういう構図じゃない。
 ⇒極東ブログ: サハリン2は何がなんだかわからない

 ロイヤル・ダッチ・シェルもロシアというかプーチンのご不満はわかっていたわけで、昨年、サハリン・エナジーの株式を二六パーセントロシアのガスプロムに譲渡することになっていたし、その後、三井物産三菱商事がその株をシェルに回すことになっていた。
 が、シェルはこれと併行して、事業経費を当初の百億ドルから二百億ドルに増やすと言い出した。ロシア皇帝もそりゃむっときて当然だろう。なので、環境問題はその反撃かと読まれたわけだが、そういう読みの裏付けは私の見る限りだが何もない。

 別にどうこう騒ぐほどのことじゃない。
 というか、ロシアの内政や国民感情などもすこし考慮する余裕がないとあかんと思うが。ロシア人からすれば欧米は火事場泥棒くらいにしか見えないし、日本は略。