日経社説 留保金課税の廃止はやむを得ない

 これも愉快だな。

 サラリーマンなどの立場からみれば、利益を配当に回さず会社にためておき、会社名義の高級車を買って実質的に自分のために使うような一部オーナー経営者がいるのは釈然としない。しかし留保金課税は法人税を払った後の利益に対する二重課税で本来は好ましくないほか、同族経営が多いベンチャー企業を育てる必要性も考えれば、廃止はやむを得ないだろう。

 ⇒finalventの日記 - 景気の話

 で、ようするに、日本の金持ちっていうのは、個人の資産ではなく、権力のシステムをリフレクトして、会社のカネを事実上私服している内々のインサーダーズ。まあ、そういうものが日本社会。(あと、社会主義的社会を維持して民間を排除するための公務員っていうか、公務員に準じるようないろいろ。)