読売社説 [堀江被告裁判]「検察との全面対決で何を語るか」

 かつては「違法でなければ何でもできる」と豪語していた。そうした拝金主義、市場至上主義に社会の逆風が吹き、「勝ち組」の象徴から被告の座へと転落した。この公判は、堀江被告の独自の金銭哲学が裁かれる場でもあるだろう。

 それは全然話が違う。裁かれるのは法の限界内のことだけ。

 争点が絞られ、分かりやすくなった。例えば粉飾に使われたとされる投資事業組合を、ライブドアのダミーと見るか、実体があり法的にも別組織と見るかは、犯罪になるかどうかの分かれ目だ。

 ということは解釈問題ではないのかと思うが。
 いずれにせよ、それは別組織というとき、ライブドアはそれでいいとしてその波及はなしとはいかないだろうに。