産経社説 社保庁職員処分 国民の目もっと厳しいぞ

 この問題だがなにか変だ。

 不正の根っこには、労働組合の問題がある。現場の職員たちは「労組がごり押しすれば何でも通る」と仕事をサボってきた。厚生労働省社保庁本庁はこれを見逃してきた。こうした体質もたださなければならない。

 おそらく、確かに「不正の根っこには、労働組合の問題がある」だろう。だが、これを「厚生労働省社保庁本庁はこれを見逃してきた」とするには背景と歴史の構造がある。
 この問題には私は素人なのだが、職員の所属が国なのか都道府県なのかという問題もあり、それを「統帥権」じゃないけど治外法権化した経緯があったはずだが、そのあたりに言及されているものを読んだことがない。
 ご専門のnamiさんがぶいぶいと書かれてましたっけ?