産経社説 首相ユーラシアへ 資源獲得に存在感を示せ

 共通項はナザルバエフ大統領、ウズベクのカリモフ大統領ともにソ連崩壊前後から長期独裁政権を保持し、ロシアのプーチン政権と良好な関係にある。中国の胡錦濤国家主席は資源獲得にほぼ毎年、カザフ詣でをしている。両国とも反米色が強い中露主導の上海協力機構の加盟国だ。カリモフ氏は昨年、9・11同時中枢テロ以来、自国に駐留させていた米軍を放逐した。
 一方で、ナザルバエフ大統領は今年5月にカザフを訪問したチェイニー米副大統領の要請に応じ、アゼルバイジャンのバクーからグルジアトビリシを経てトルコ・地中海岸のジェイハンに至るBTC石油パイプラインへの参加を決めた。カスピ海の石油を初めてロシア領内を通過させずに欧州に輸出する油送管だ。巧妙なバランス外交が戦略的要衝の地をうかがわせる。

 微妙だなと思う。
 ロシアへこそ太陽政策かとも思うが。