日経社説 財政とバランスとれた良質な医療目指せ

 なんというか、ちょっと泣ける。私も医療批判というか放言をしてきたが、大筋で日本の医療はすばらしいと思うし、それを支えているのが医師たちの善意だと思う。その原点はどうなってしまったのかと思う。
 厚労省前の厚生省はこういうとべたな批判だがこの業界の調停役だった。ミドリ十字との関連の歴史を見ても、医療体制よりも業界利益が優先していたかに見える。それはよくないことだったが、この時代、その調停は概ね全体の福利の向上に調和していた。それはそういう時代だったのだと思う。
 そういう時代が終わったとき、問われるのが「財政とバランスとれた良質な医療」なのか、よくわからない。「弁当日記の社説ほのめかし感想は、実は良く知らないからじゃないかという疑惑がネットの一部で囁かれている」なら囁きを超えて、みなさん、ブログに意見を出して、考えようじゃないですか?