2006-08-15 読売 8月15日付・編集手帳 ◆炎と灰の色で塗り分けられた戦中に、また戦前に、帰りたいと思う人はいまい。大切な忘れ物を取りに戻りたい人はいるだろう。 故山本夏彦翁の言っていた真っ暗史観というのかな。