首相が私人としてというのはあるが、天皇が私人としてというのはあるか

 明け方しばし考えたが、ある、としか言えないだろう。
 天皇がクリスチャンになってもおかしくはないし、そうなれば、ミサにも参加するか、教会に所属するだろう。
 と同じ水準で、靖国参拝も可能だろう。
 が、その、絵は浮かばない。
 でありながら、1970年代には実際に昭和天皇靖国参拝していた。
 私人でというふうに現在から解釈するしかないのだろう。
 で、私人であれば、それは、国家が国家のために死んだ人の追悼ということにはならないのだろう。
 天皇も参拝できるような靖国神社というのは、私人ということで、やはり、一個別宗教の問題で、依然、国民には関係ない。
 とか。
 書くと、私は靖国に関心あるのだと思われかもしれないが、ない。私は、イスラム教への関心以上に靖国という宗教に関心があるわけではない。
 国家がその国家のために死んだ人の追悼施設を持たないというのはアリなのか、その陰画として靖国を見るだけのことだ。