読売社説 [読み・書き・計算]「基礎学力向上への指導法を探れ」

 どうでもことを年中行事のように騒ぐなぁ。

 「挙手」を「けんしゅ」と読む(小5)、「奮って」を「奪って」と書く(中3)などの誤答も多かった。

 些細なことだが、「挙手」は小学五年生で読めてしかるべきか? 追記「挙」は四年生の漢字でした。
 読めたとして、意味が生活と結びつくか? 
 「挙」という字は現在学校で、「あげる」と読ませているか。とすると、この使い分けの指導はどうなっているのか?
 余談だが、「尊ぶ」はみなさんどう読まれますかな? それと「行う」は?
追記
 「行う」もだけど、例としては、「行って」がよかったですね。
 で。
 「尊ぶ」は、たっとぶ/とうとぶ
 「行って」は、いって/おこなって
 決められないんですよ。
 さらに、「尊ぶ」では、「貴ぶ」もあり。
 参考⇒送りがな - Wikipedia
 ついでに。
 「たっとぶ」/「とうとぶ」は、古語では、「たふとぶ」です。この表記だと、現代語的には、トートブとなりそうなのものだが、「たっとぶ」があるのは、実際、「たふとぶ」とベタな発音の時代があったのでは。
 ついでに。未読だったら↓読まれるといいですよ、ないかと。まあ、知っている人には普通の話ですが。

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 そういえば、読売の社説を読み返して、思うが。
 「奮って御参加下さい」とか書けってことかな。