日経春秋

 ⇒春秋(6/28)

やがて貧乏の奥底から魂の叫びがメロディーとなって飛び出した。自然にわき出る旋律に人々は涙し、熱い思いを重ねた。アジアの人々が望郷の思いを託す「北国の春」につながる。最近だれもが口ずさみたくなる歌がない。やるせない事件が平然と起こる日本の心の貧困を救う大衆の歌はもう生まれないのか。

 テ ラ ワ ロ ス