日経春秋 春秋(6/27)

 毎度の野暮なツッコミではない。
 このコラム問題がまるでわかってないのではないか。

世界1、2位の富豪がこぞって、慈善事業に個人資産や残りの人生を投じる決断をしたのは、築いた巨富を本当に生かす道を真剣に探った結果なのだろう。税制、宗教的な土壌、社会的な評価――寄付や慈善活動にかかわる風土が、日本と欧米でずいぶん違う。せめて個人の「志」では、世界と肩を並べていたい。

 そういう問題じゃないてば。
 こういう問題に近い⇒池田信夫 blog:ビジネスとしての社会貢献
 他、アフリカの飢饉援助などでも、従来のような援助ではなく、保険のシステムを模索しているものがある。
 資本主義の新しいシステムというかトライアルが進んでいると見るべきで、それはどのような可能性があるのか限界があるのか、経済学的に問われてもいいと思う。