日経春秋 ⇒春秋(6/16)

LRT(ライト・レール・トランジット)と呼ばれる新型の路面電車を走らせる動きが各地で盛んだ。今春、富山市に登場し、東京・池袋などで構想が膨らんでいる。環境にやさしく、高齢者が使いやすく、中心市街地の再生にも役立つと期待は高い。一度は邪魔者扱いした「チンチン電車復権の時代ではある。▼今回の追突事故は、こんな機運に水を差しかねない。スローな乗り物とはいえ、ときには凶器と化す。なのに、大半の路線には自動列車停止装置(ATS)などのシステムもなく運転手任せだ。LRTを普及させるなら真剣に対策を考える必要があるだろう。安全が保たれなくては映画の舞台にもなりようがない。

 うーむ。LRTの危険性というが欧州ではどうなのか?