朝日社説 好決算 浮かれずに先を見よ

 これは、正直に言うと、大筋で同感。

 各社の成績表である決算からも分かる通り、経済の回復を企業が引っ張ったのは確かだが、その陰で家計部門が大きな犠牲を払ったのを見逃してはならない。
 バブル後の不況のなか、企業は人減らしと賃下げを進めた。その分、利益を出しやすい構造となり、米国や中国の好景気を追い風に収益を伸ばした。
 ゼロ金利政策は借り入れの多い企業の負担を減らしたが、家計には打撃となった。預金の利息が失われたからだ。

 「利息が失われたからだ」に同感すると馬鹿印になるのはわかってるけどね。
 それでも、銀行の利益はどっから出たんだよ、と。馬鹿な庶民は手も足も出ないと。ま、銀行より知恵のある人は儲けたのでしょう。で、利口な庶民と馬鹿な庶民をマクロに潰せばたいしたこたあないじゃないかとか言われるかもの巻。