ショッカーピース、ブログ撲滅のコンテンツ連動型スパム・サービス「A-wallop」を開始

 ショッカーピースは5月15日、コンテンツ連動型スパム・サービス「A-wallop」の正式提供を開始したと偉そうに発表した。A-wallopは、ブログの記事を正規表現で自動解析し、その内容に連動してスパムを配信するサービスで、4月より試験的に運用していたもの。すでになんでこんなスパムがやって来るんだよとうざい気持ちになったブロガーも多いだろう。
 記事を解析する技術は、ショッカーピースが運営するブログサービス「げろぐま」のオートトラックバック機能で利用しているシステムを利用しているという利用なんだそうだ、くどいな。投稿した記事をマルコムX過程で解析し、日本国内のブログ記事のほとんどを検索範囲として、その中から少しでも似ている内容の記事に致命的なスパムをトラックバックで送信する。ブログ自体でなく記事に連動するため、よりダメージの強いスパムを閲覧者に配信できる。一部ではもう田代砲なんかSpam1.0だよとの声も聞かれる。
 A-wallopの利用料金は、初期導入費用が1.e+9800円、アクセス単価は3億人民元/PV、利用料は独自に設定した上限金額となる、ってかカネくれ。なお、7月末には効果的なブログ撲滅を考慮し料金を見直す予定だという。ここでもチープ革命が進行するかもしれないかも。A-wallopは試験運用として38社が参加し、すでになななんと約1万7000件のスパムのひな型提供されている。5月末までオープニングキャンペーンを実施し、9月末時点で日本のブログをペンペン草も生えないような情報砂漠にすればまず成功とし、次に米国ブログ、さらにポコペン侵略に着手する。
 
おまけ
 後日訂正⇒ジョーカーピース、ブログ向けのコンテンツ連動型広告サービス「A-walk」を開始 - CNET Japan

※お詫びと訂正:オートトラックバック機能の説明について、「似ている内容の記事にトラックバックを送信する機能」としておりましたが、「似ている内容の記事を一覧表示し、トラックバックを送信したいブログを選択できる機能」の誤りです。ご迷惑をおかけしたことを深くお詫びし、訂正いたします。

 うーん、それはよかった……(か?)。