朝日社説 G7 処方箋を生かせるか

 話が未整理でどこをどうつっこんでいいのか、っていうか、隙がありすぎ。
 とりあえず↓

 市場の不安をこれ以上、かきたててはならない。米国は貯蓄率の引き上げに努め、日本や欧州は構造改革による成長を確実にする。約束をしっかりと果たすのが肝要だ。
 各国の実行ぶりを、世界の市場がじっと見ている。

 これはボケでしょ、というのがきちんと言えるといいのだが。というか、ボケすぎてどこからただせるのか途方に暮れる。

 このうち石油問題では、産油国と消費国との間で対話を進めるとともに、開発から精製までの各分野への投資を促している。
 生産や消費、在庫についてのデータを公表しあうことで市場の透明性が高まれば、投機的な動きを抑えることが期待できる。また、中国などの需要増にこたえるには、原油の生産を伸ばしたうえで、精製の効率を高めることが欠かせない。

 露骨に言うと……あ、語弊があるか。
 まあ、大筋でいうとタールサンドなどが活用できるくらいの高水準であるほうが環境問題にもアファーマティブになるので概ね良いと言えるのではないか、相当に痛いが。
 問題は、やはり中国がいつ大コケするかということでオリンピックまではOKとしちゃった空気の反動が大きい。
 まあ、ぼんやり考えると炭坑カナリア理論的に言えば、某国が発狂しだすあたりがシグナルだろう。
 ブッシュ2.0は穏当だが共和党は一部暴走するだろうし民主党も同。で、次政権がどう動くかよくわからない。正気に戻すサプライズのようなものがあるだろうが、これも相当に痛いな。まずは、株価に直撃があるか。