日経春秋

 ⇒春秋 (4/22)

 「いかにもこの都市は中心を持っている。だがその中心は空虚である」。現代の東京の街を見てそう記したフランスの哲学者のロラン・バルトは、アメーバのように無秩序に増殖する街をさまざまな素材が融合するすき焼きに見立てた。

 いい書き出しだなぁ。馬鹿まるだしみたいで。っていうか、ロラン・バルトが認識したすき焼きってどんなもの?