2006-04-01 朝日社説 耐震偽装 この案でも安心できぬ 耐震強度をごまかしていたのは姉歯秀次元建築士だけではなかった。他の建築士による偽装や強度不足の建物も北海道や九州で見つかっている。検査した自治体や民間の検査機関は不正を見落としていた。 この認識はおかしいのではないか。現状だと、作為的なごまかしは姉歯秀次元建築士だけに見える。「他の建築士による偽装」がどの程度作為的だったのかが十分に問われていない。 強度不足の問題や見解の相違、手抜きといった問題と、姉歯秀次元建築士に作為的な偽装はわけて考えるべきではないか。味噌糞な行政対応でいいのだろうか。それと、この社説のスコープではないが、亀甲・馬淵的な巨悪のスキームはすでに崩れたのではないか。