目視でわかったのか

 ⇒米牛肉輸入を全面停止 BSE危険部位が混入

 農水、厚生労働の両省によると、危険部位が混入していたのは、東京の商社が見本として空輸した牛肉。米アトランティック社(ニューヨーク市)が処理した牛肉で、計四十一箱約三百九十キロのうち、三箱約五十五キロのブロック肉に、脊柱(背骨)が除去されないまま残っているのが、成田の農水省動物検疫所が行った目視検査で分かった。この米処理施設は両省の査察をまだ受けていなかった。同社の牛肉は全量焼却処分する。