またぞろコーラ批判だが

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 私なんぞににしてみると、コカコーラは昔から反米シンボルだしなというのがまずあって、この手のバッシングがあると、ま・た・か、とまず思う。
 しかし、問題はこうしたバッシングというか反対運動が有効であるシステムというのがよくわからない。
 単純な話、悪の帝国みたいな米国コカコーラがあってそこをぽちっとなとするとクローン軍団が一斉に制止するということなのか?
 私の記憶では、コカコーラの資本関係というのはけっこうごにょごにょしていて、その分、各国のセールスでは自立性が高いはず。意外とコカコーラって日本で売れていたりする。
 そうした製造とセールスの関係がどうなっているのか。そのあたりの業態のメカニズムにうまく適合する形で批判しないと意味ないのではないかと思うが。
 っていうか、環境に配慮するっていうのは、企業にとってはもちろん表向きは倫理の問題だが、そうすることで企業側にメリットがあるようなお膳立てが必要なんで、コカコーラについてもそういう構造が問われなくてはならないのではないか。