ロングテイルとは
英語で、wrong tale つまり、「間違った話」という意味。
インターネットによって、これまで「2:8の法則」などといわれていた2割の社員が8割の売り上げを稼ぐ、という法則が成り立たなくなってきている、といった話。
こうした間違った話が流布されてきたのは、生物学的な知識が普及してこなかったため。例えば、働き蟻を見ていると、みんな働いているように見えるが、実際は、9割は無意味な活動をしていて、捕食に関係しているのは1割。しかし、その1割を取り出すと、そのうちの9割はやはり無意味な活動になる。このように、効率性からみた非効率性の減衰が長い尻尾のように見える。なので、「2:8の法則」で割り切るのは、間違った話、ロングテイルである。
流通コスト、在庫コストがネットビジネス、カタログビジネスでは従来のビジネスに比べて圧倒的に低く抑えることができるので、細かいニッチなアイテムを数多く集めることによって無駄な在庫がゴミ屑となることも暗示する。