二つほどコメント

 ⇒日本のブログジャーナリズムの現状
 1 ある水準以上のブログをちゃんとブログとして維持するには、妨害に耐える余計な力が必要。普通それでくじける。私のような些末もこっそり半分くじけたしね。この分野では切隊さんの大技を見せてもらった(進行中らしいが)。システム的に見れば、ナイーブなコメント欄とトラバというのがある次元から不可能になりつつある。そのあたりの推移と、ブログの意味が問われるべき。つまり、コメント欄もなしトラバも受け付けないブログはブログ?とか。
 2 きっこのブログは、「その情報ページ『きっこの日記』はこの事件のはじめから登場し、終始この事件の展開をリードしてきた。」ではなく、デマを使ってミスリードしてきた。このミスリード部分が議論されなければ日本のブログジャーナリズムなんて意義ないよというのが重要な課題だと思うが。もうちょっというと、これもある水準以降の問題かもしれない。例えば率直言うが田中宇の国際評論にはけっこうデマに近いネタが含まれている。が、それは従来はお笑いくらいの意味しかなかった。