白燐弾のこと

 労作⇒愛・蔵太の気ままな日記: 謎のちょう化学兵器・「白リン爆弾」とは何か

まとめると、
1・「白リン爆弾」などというものは存在しない(誤訳)
2・白リン弾化学兵器ではない
3・白リン弾の使用は、「特定通常兵器使用禁止制限条約」違反ではない(勘違いしている人がいる)
4・米軍が白リン弾を、敵(あるいは民間人)を焼く目的で使用した、という証拠は見当たらない
5・イタリアにも日本と同じく、センセーショナルで裏づけがはっきりしていない、リベラルな反戦番組がある(釣り番組ですか)
6・イタリアにも日本と同じく、反戦なのか反米なのかわからないリベラルな団体がある
みたいな感じでしょうか。
 
これは米軍がどのような状況で、どれだけ白リン弾を使用したのか、もう少し正確な情報がわかるまで、言及するのが本来なら難しい事件だと思います。

 ちなみに。
 ⇒http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20051113#c1131889686

acute_hello_to 『こんばんは。
関係ないネタで恐縮ですが、また白燐弾ネタが香ばしくなりそうな雰囲気なので、
賢者に訊くではないですが finalventさん的にはどう捉えておられるのかを
聞いてみたいです。
finalvent 『acute_hello_toさん、ども。今頃というのは、やはりドキュメンタリー(=メディア)の影響でしょうか。反ブッシュ・反ブレア祭という線と、ほんとに白燐弾というのと、ちょっとうまく言えないのですが、問題はその兵器を米軍がどう意識してたかというのがあります。米軍には戦闘計画をするとき、どの程度すると国際法に触れるか経済学的に算定する規格があるのでそれを通過しているかが私は一番気になります。大筋でOKだったのではという感じはしますが、適用に問題はあったかもしれません。でも、それだとするとやはり想定の範囲内でしょう。ちょっと話がずれるけど、スンニ派の知識人はよく活動してますな。』

追記
 引用部追加しました。