最近はソフト開発って外注しねーの?

 ⇒FPN-ニュースコミュニティ- 東証でシステム障害 エンジニアの立場に立つと心が痛む

 1日、東京証券取引所でシステム障害が起き、半日全銘柄んぼ取引が停止した。
 この状況は、さまざまなニュースで伝えられていますが、小生はこの手のニュースを聞くと心が痛む。システムを請け負っていたエンジニアの心境を思うと、いてもたってもいられない。
 ニュースや新聞を見ると、おそらくシステムを請け負った富士通の責任問題が浮上するであろう。

 ま、そうだよね、と。で。

 バグの原因は、単純なものだ。データの格納位置を変更したにもかかわらず、プログラムがその変更を認識できなかったことらしい。第3者的に見れば、システムテストを行えば、発見されるべき内容であり、システムテストの仕様ミス、もしくはテスト実施の信頼性が疑われてしまう。契約上、一定のテストレベルを満たしていなければ、富士通側の過失を訴えられてしまう。

 それもそうだ。

 この件で、一番苦しんでいるのは、システムの開発者、システムテスト設計者、システムテスト実施者などの当事者であろう。富士通くらい大きな会社であれば、個人を責めたりすることはないと思うが、当事者は大きな傷を負っているはず。大手メーカーであれば、開発手順や、テスト工程は、標準化されており、その手順とおりに行ったかどうかが問題となる。

 ここが、そうかなぁである。系列会社に外注してるでしょ、普通。
 ビジネス的に見れば、富士通って親になんか構造的な変化があるでしょって考えると思うが。