はてなブックマークをしてもらう7つのボツ

 はてなブックマークは、他人が集めた話題を美人投票風に教えてくれる惰性なツール。ここでたくさんブックマークしてもらうことは、オリジナリティ欠如の証明(か?)。ということで、はてなブックマークしてもらうボツを考えてみました。即興なので、鼻息荒いです。改善案なんかに耳を貸しません。
 
【1・見出しはちょっと長めの一行で書け】
 文春・新潮とか現ポスとかオヤジ雑誌の電車の吊り広告と同じで、見出しでヒキをとるのがポイント。おやこれはなんだろと思わせぶりなのがよい。でも実際の中身にあまり斬新な内容を入れてはダメ。所詮、吊り広告で釣れる読者なんだというのを念頭に置こう。
 よい例:「はてながもし100人の村だったら」
 ダメ例:「ホゲカモ」
 
【2・小ネタの知識を提供するのがよい】
 パソコンのネットユーザーや無料でお得な情報に飢えている。情報乞食といったところ、なので、それなりにパクつかせるお得なネタというのがよい。
 テンプレ的には、3つのコツとか7つのコツとか、わかりやすいカウントを提示するといい。
 例:ブードゥー教徒に学ぶ実践土下座の仕方
 例:はてなブックマークをしてもらう7つのコツ
 
【3・ITとかWebとかプログラミングとかをくすぐれ】
 はてなユーザーのコアはプログラマとかプログラマ見習いとかプログラマになりたないなぁ※ートとかWebデザイナとかWebデザイナー見習いとか以下略なので、そのあたりをくすぐるネタがよい…のだが、誰もがid:naoyaになれるわけがないし、JavaScriptでクラス定義と継承なんてネタが出せるわけじゃない。「趣味のWebデザイン」みたいにいっぱしのことは言い難いし、まして闇黒日記の真似なんかできねー以下略。なので、じゃどうするかというと、そのあたりのエントリからわかる範囲のネタをひっぱってきて、ひじょーに薄めて書く。どうせぶくまする人もそのレベルなんだから、そのほうが、おっけーってわけ。
 
【4・ビジネス小ネタを重要そうに書け】
 言うまでもないが現実社会を異星人のようにケロロ軍曹のように眺めればビジネス社会でばしばしやっている人間は2%くらいなもの。ほかはみーんな落ちこぼれ。問題は、だけどなんとかなるカモぉという薄い希望を持っているのが40%ということが1980年代のMITの調査で判明している。なので、なんとかなるぞ風のビジネス小ネタがいい。
 だいたい各人自分に能力なんてないんだよっていうのは内心ではわかっているから、小物とかグッズで差をつけるのがよろしい。三色ボールペンの新しい使い方とか、あれだ、斎藤先生とかとかをパクればよいのだ。
 
【5・安全圏でネットバトルのフリをせよ】
 今日も何処かで祭の火の手は上がっているのである。そのあたりの煙をくんくん嗅いでいかにもそれに乗っているようなネタを展開すると、[祭でツカ]みたいなタグがゲットできる。アメブロとかでやると小銭が手に入りそうなあれだね。
 ただし、まじでバトルに参加しないこと。モヒカンを気取らないこと。真似できるわけねーじゃん、id:kanoseじゃないんだし
 
【6・不毛な議論に毛を生やせ】
 非モテとか童貞とかあるだろ、そんな議論は不毛だぜと大人が言いそうなところに反抗あるのみ。それこそがぶくま的なネタなのである。
 ポイントは、痛さだ。おおっこれは、痛いかもというのを文章で演出してみよう。
 
【7・メタな議論を800字以上書け】
 はてなとは、ぶくまとは、Web2.0とか、つまり、具体的なネットのことなんかどうでもいいからその動向とかヲチとかメタな話をするのだ。
 ポイントは、長く書くこと。800字は必須。内容なんかどうでもいいから長く書け。なんか長いメタ議論のような文章があると、ついなにか面白いことが書いてあるんじゃないかってことで、[あとで読む]タグがたくさんゲットできる。
 
(いやぁこいう洒落っていうのも、まさにテンプレじゃないですかって結論になるのですが、それは、それとして、考えるきっかけとして、ね、じゃ。)