産経社説 領土返還集会 「ものを言う政府」を望む

 もう何言ってんだか。

 日露外交は現在、「ロシアにやられっ放し」(同筋)との見方が強い。昨秋以来、クレムリンは歯舞・色丹の「二島返還最終決着」論を公然と唱えている。しかも「反日」運動がくすぶり続ける中国を巻き込んで「ソ連の対日参戦は日本軍国主義の侵略行為の帰結だった」「日本はヒトラーの対ソ戦を支援した」などと、故意にねじ曲げた歴史認識の大合唱である。