今日の新聞各紙社説は…

 朝日が微妙に自民党に傾いているのはなぜだろう、と思ったくらいか。
 読売がなんかリンクエラーか?みたいな話。
 「百人斬り」裁判はよくわからない。司法としてはしかたないのではないか。ただ、史実云々はさておき、遺族の苦しみというを救済できないものか。

●日経社説 つくば新線、逆風の船出

 この問題はよくわからない。

●日経社説 補助負担金廃止の規模で違い際立つ

 パス。

●産経社説 駒大苫小牧高 選手は連覇を誇ってよい

 甲子園終了。

●産経社説 「百人斬り」判決 史実の誤り広げかねない

 これは存外に難しい、としか言えないな。

●毎日社説 自殺サイト殺人 露呈した「匿名化」の危うさ

 どうでもいいけど。

今回の事件を特異犯罪として片付けず、他山の石とするため深層まで踏み込んだ捜査と解明を求めたい。

他山の石

自分の人格を磨くのに役立つ材料。参考にすべき、他人のよくない言行。
「友人の失敗を―とする」

 なんだかなぁ。

●毎日社説 視点 解散・総選挙 マジック見つめる国民の目

 日本のジャーナリズムの幼稚さを思わないだろうか。

●朝日社説 厚労白書 地域格差をどうする

 パス。難しいというか、これはボトムアップで解決する部分も大きい。

●朝日社説 郵政改革 公社のままの危うさ

 自民党案では、金融2社をグループから切り離す点があいまいだ。首相が参議院の審議で「株式持ち合いによる一体的経営は可能」と発言したが、それでは何のための分社なのか分からない。
 金融2社が実質的に政府系企業であり続ければ、暗黙の政府保証がついていると受け止められ、資金量ももくろみ通りには縮小しない恐れもある。

 それは初歩的な嘘。法案と口約束がごっちゃ、しかも、小泉続投ならその雑音が消える。

 強制的な縮小を打ち出した民主党案の方が一見すると明快だ。しかし、現在の稼ぎ頭である郵貯を急速に小さくすれば、公社の経営は悪化し、職員の雇用や郵便局ネットワークに影響は避けられないのではないか。

 そりゃむちゃくちゃ。

 注意すべきは、公社という形態が、国の監視は甘く、公開企業なら受ける株式市場からのチェックもない中途半端なものであることだ。今でさえ郵政公社はさまざまな業務に乗り出して、民間とのトラブルになっている。「国の信用」と公務員の身分保障を保ちながら、民間を圧迫するという「いいとこ取り」になるのであれば最悪の選択だ。
 自民党案に懸念はあるが、将来の姿がみえない現行の民主党案は、さらに問題が多い。私たちはそう考える。

 だから、自民党案でよいというのが朝日の結論。というか、普通の頭で考えるとそうなると思う。