今日の新聞各紙社説は…
朝日と読売から読んでとほほ感があったが、毎日、産経、日経あたりは普通の社説という感じはした。
郵政が、という問題と、郵政からという問題がある。
いずれにせよ、国政のありかたを国民が決めればいい。
私から見て、国民って愚民だなというなら、それはそれで日本国である。ぼやく私が相対化されなくてはならない。
●日経社説 郵政解散、国民の声聞いて政治は出直せ
これもよい。
参院は衆院に対して「良識の府」「再考の府」としての役割が期待されている。参院がそうした立場から様々な角度で審議するのは当然だが、その結果が政局激変につながらないような制度的工夫が必要である。現行憲法は参院で否決された法案を衆院で再議決できる要件を「3分の2以上の賛成」としているが、この要件は厳しすぎる。
●産経社説 郵政解散 「国のあり方」問いたい 構造改革の貫徹が不可欠
ま、これもいい。
余談だが。
郵政民営化は日本の将来にとって必要不可欠な改革だ。郵政法案を否決した参院を解散するのが筋だが、その規定がない以上、衆院を解散して国民の民意を問うことはやむを得ない。
今回の件で、総辞職がスジだとかいう馬鹿たれがいるが、衆院で否決されたらそうでしょ。参院で秘訣されたら、参院にダメを出さないといけない。で機構上それができないということはその程度のコンサルト的な存在ということ。つまり、衆院で決定しなければいけない。となれば、解散でなにが?
●毎日社説 解散・総選挙 政治のねじれ解消の好機だ
やや焦点がぼけているけど、朝日、読売よりはよい。
●読売社説 [郵政解散]「懸案処理政権を樹立できるか」
なんか、弱腰。