今日の新聞各紙社説は…

 特にテーマはなし。
 朝日の社説、内容如何の前にふざけすぎてねか。ブログじゃないんだし。産経もそんな感じがする。

●日経社説 カネボウ粉飾は個人犯罪か

 ま、正論は正論か。

 違法行為に走った容疑者らの責任は言うまでもないが、それがメーンバンクによる経営再建の名のもとで行われたこと、「粉飾してでも」などと指示する人物を送り込んだことに銀行も責任は免れない。実態は債務超過だった02年3月期決算の粉飾は、ほぼすべての事業部門で売上高の過大計上や経費の過小計上、損失の先送りなどの不正処理をしていたとされる。会社ぐるみで市場にウソをついた罪は、逮捕された3人だけで負うものではない。さらに粉飾を見逃した監査法人に問われるものはないか。カネボウ事件は日本の経済界が市場の公正の確保をいかに軽視してきたかを示している。

●日経社説 株式分割による防衛策の限度示す決定

 よくわからないが問題が違うのでは?

●産経社説 活字文化振興法 漢字復活で法精神生かせ

 くだらね。

 文字をやさしくすれば、知識の大衆化が図れるというのは、ある意味で戦後思想の幻想であった。それは、国語力低下↓読解力低下↓学力低下という各種の調査結果で明らかである。

 この矢印は何?

●産経社説 アスベスト被害 補償を含め早急な対策を

 なんかこの社説は事実認識レベルで変な感がある。というか専門家は特に言及なしか。

●毎日社説 アスベスト対策 厚労省の責任明確にし実施を

 パス。特になし。

●毎日社説 原子力政策 変化に応じ見直しを柔軟に

 パス。特になし。

●読売社説 [音楽デジタル化]「著作権保護にバランスが要る」

 無内容。

若者を中心に人気の「iPod」などの携帯デジタル音楽プレーヤーが、著作権を巡る論争の的になっている。

 iPodはカタナカで書けよ。

●読売社説 [郵政政局]「政治的な混乱は避けるべきだ」

 パス。無内容。

●朝日社説 教科書採択 こんなやり方でいいのか

 くだらね。
 私はこの教科書読みましたよ。普通の教科書だよ。なに騒いでんだか。

●朝日社説 個人情報 楽天的ではいられない

 おふざけ社説か。

 いま、どこかで、私の名前とクレジットカード番号を使って買い物をしている人がいるかもしれない。住所から下着のサイズまで知っている不審者が電話をかけてはこないか。
 考えるだけで背筋が寒くなる話だが、相次ぐ個人情報の流出は、そんな不安を抱かせる。

 再読

 まず、歴史教科書の選定にあたって、とくに着目する点として(1)北朝鮮による拉致問題の扱い(2)日本の神話や伝承(3)竹島尖閣諸島の扱い、を挙げて一覧表をつくったことだ。
 いずれも「つくる会」が力を入れている項目であり、8社の教科書の中では神話などの記述が最も多かった。
 歴史教科書は、日本の長い歴史というものを教科として学ぶための教材である。この3点が大事でないというつもりはない。しかし、何よりも重要な項目だろうか。

 朝日新聞曰く、拉致問題は重要ではない。