今日の新聞各紙社説は…
読売の「[中国軍事力]「『脅威』を浮き彫りにした米報告」」が時宜にかなった社説でよかった。
基本的に今日の各紙の社説はそれなりに重要なテーマであったように思う。逆にそうした場合コメントしづらい。
産経の6カ国協議の社説も産経というスタンス上しかたがないのだが、これは国際的には通らない。しかし、私もこの問題はあまり触れたくないところだ。
日経の中国経済の不安だがいろいろ抑制しているのだが、もうひとつ踏み込んでいるとわかりやすい。というか、当の問題が難しい。というか、なぜ銀行の問題に触れないのか。
●日経社説 TOBルールの整備急げ
パス。
●日経社説 減速を暗示する9.5%成長の内実
今一つ説得力はないがこれはよいかな。
いろいろ語ってないことが多いが細かくフォローするのは難儀なので、基本的にパス。
●産経社説 英国新テロ法 迅速対応を参考にしたい
馬鹿。
二の句が続かない。
ウ先生はすでに陰謀論ですなぁをお仕事でまとめていたが、今回のテロは陰謀論とまでも言わないまでも、結果がブレアを利過ぎて奇妙だ。
事件が起きたときだれがゲットして誰がルーズするかいつも思う。なんか今回はバランスが悪い。
●産経社説 6カ国協議 「拉致」知らぬふり許せぬ
ちょっと言及を避けたい。
●毎日社説 義務教育費 地方の意欲生かす方法で
これがよくわからない。
義務教育は、子供の居る地方の自主的な活動が本来の姿なのである。
私もかつてはどっちかというとそう思っていたように思う。
今は、義務教育は国家が主導であるべきではないかと思う。
話は違うが、今北京政府は上海に普通語の事実上の強制を始めている。政府関係はもうもろに上海語排除。もともと上海語なんか死滅へ向かうのだが、この強制感というか、精神的な屈服を強いる中国様のやり口がたまりませんな。伝え聞くに、子供に普通語を強いているようでもある。子供なら抵抗が少なく、親を攻撃するわけだ。どっかで見た構図だよな。
言語政策はいじるなというのが私の基本だが、しかし、ある程度は国家の関与もしかたない面はある。コミュニケーションできなくなるからだ。
余談だが、最近2ちゃんをとんと見ないが、あの言語はどうなっているのだろうか。ある特定集団の言葉がきつければ、それは自滅する。昨今のモヒカン族も、私にゃ昔のfjとなにが違うのかわからないし、参加している人もなんというか、fjのリメークみたいな感じもするという点で擬古だから萌えなんでしょうが、なので、自滅度は高い。っていうか、もう自滅後?
●毎日社説 ドラフト これで改革とは笑えるね
話は関心ないが、この標題はてんぷれ。
●読売社説 [アスベスト]「救済と拡大防止の対策を急げ」
日和ったな読売感漂い。出遅れすぎ。
●読売社説 [中国軍事力]「『脅威』を浮き彫りにした米報告」
ま、社説としてよく書けている。
この問題は、スタジオへ…じゃなく、極東ブログかな。
●朝日社説 消費者金融 情報開示の法制化を
超低金利時代に入って、利息制限法の規定ですら高すぎる水準になっている。金利を利息制限法に一本化し、灰色部分をなくすような抜本的な見直しも必要ではないか。これができないかぎり、消費者金融は「サラ金」と呼ばれた時代の暗い影を振り払うことはできない。
朝日が言うとワロス。
●朝日社説 沖縄の米軍 住民は眼中にないのか
これは米軍もわかっていてこのまま。というか、結論的に言えばわかっていない。沖縄をなめるとろくなことがないというのも上層部はわかっているはずなのだが。