今日の新聞各紙社説は…

 情報休み明けなので、頭がぼんやり。さして読み込んでないが、先日のフィナンシャルタイムズの社説に、G8がするべきことは世界経済の今後でしょというのがあった。たしかに、そうだなと思う。目先の深刻さと解決可能な問題がというか、対処のプライオリティがちぐはぐになってしまった。それにこのテロでますます。

●日経社説 テロに屈せず貧困、温暖化対策進めよ

 うーん、なんか明後日見ている感じだな。ま、どうでもいいか。

●産経社説 国家公務員改革 率先して身削る数値示せ

 この「正論」はこれでいいと思う。さして読みたい話でもないが。

●産経社説 テロ対策 G8は連帯し総合戦略を

 ちょっと目先の問題に浮ついている。本当の課題は世界経済の今後のための連携だし、端的に言えば、中国の問題でしょう。

●毎日社説 半旗のサミット 戻ってきたG8の求心力

 総じていえばこんなところか。

●毎日社説 改憲要綱 自民色は薄まったけれど…

最近は憲法改正を口にする国会議員も減った。自民党改憲作業は熱意のうせた消化試合の様相を帯びてきたように見える。

 それはそう。

●読売社説 [投資サービス法]「投資家保護へ縦割りの壁を崩せ」

 なにを言いたいのかよくわからない。小ガネがあればいろいろと銀行とか相談に乗ってくれるものだが。というかそういうきちんとしたサービスがあるので、それを勧めるなりすればいいのではないのか。

●朝日社説 テロとの戦い 力だけでは勝てない

 抜本的に話の根幹から間違っているよと言いたいところだがそれを言うにはちょっと大がかりな論立てが必要なのでパス。

●朝日社説 アスベスト 広がる不安にこたえよ

 特になし。トランス脂肪酸とかいつか日本で話題になるんだろうかとは思うけど(ま、あれはそれほど明白は害はないが)。