今日の新聞各紙社説は…

 特にどってことない。読んでいて飽きる飽きる。なかなか読み込めない。当方の問題もあろうが。
 産経の慰霊話がむかついた。産経にしてみれば、沖縄県民など日本人ではないのだろう。沖縄県民かく闘えりの意味もわかってないとは。
 読売の架空請求詐欺の話だが、裏にあるのは、ヤの世界ではないのか。そこをちゃんとジャーナリズムなり警察はやる気があるのかね。

●日経社説 G4案基本に粘り強く

 これは賛成。ここできちんと中国と対立しておくことが、中国が倒れたときの予備にもなる。

●日経社説 所得税増税の前にやることがある

 なんだかな。そういう問題じゃないだろ。

●産経社説 介護保険 制度持続へ透明な議論を

 後出し低レベル。

●毎日社説 ODA増額方針 常任理入り超える論理を

 なんか古い時代の正論だよなと思う。
 ODAというわけではないが、日本はスーダンにどかんと援助している。それでいいのかという問題はあるにせよ、極悪政府はさておくとしても援助が必要なのはたしかだが、ドイツなどしみったれたなかで日本の態度は欧米では際立っている。そういう面もある。

●読売社説 [架空請求詐欺]「徹底壊滅へ全容の解明が必要だ」

 これね。社説の威勢はいいわけですよ。
 でも、オレオレのときも実際は「ヤ」の世界だったわけですよね。

●読売社説 [原発情報漏出]「機密の管理体制を強化せよ」

 またまたキンタマなのだがそういう社説の話題なのか。管理体制よりレベルの問題だと思うが。

●朝日社説 萩国際大学 淘汰の嵐の前触れだ

 どうということではないが。

 大学のホームページを見たり、問い合わせたりする。それに対し、情報を隠す大学は敬遠した方がいい。それくらいの自衛策が求められる時代である。

 「それくらい」ってどうよとツッコミ。

●朝日社説 小さな政府 身を切らずして増税なし

 昨日のコメント欄の話題でもあったが、小泉の「小さな政府」ってどうよ?、と。原則からすれば小さな政府が正しいとは思う。ところで朝日のこの社説だが、難癖という域を出ない。