今日の新聞各紙社説は…

 韓国問題はもういいでしょ。朝日って朝鮮・日本新聞の略かね、という感じだ。レバノン情勢くらい書いてみてはどうかって、私も書いてないけど。
 骨太については、重要だが、できることとできないことがあり、できない理想は無意味だ。

●日経社説 大学倒産時代を招いたもの

 あまり言及したくないなと思うのは、ネットの社会というか、ちょっと一般社会からかけ離れている。
 ブログは書生社会なのか、あれと思うような人がふつうの社会では通じないようなことをさらっと言ってのけることがある。とかいうと、おめーだよとか返されるかもしれないけどね。
 どんなへんな理屈をつけてみても、つまんねーよりおもしろければいいとか言っても、社会というのの基本原則があるのだから、その原則を外れたネタは無意味、っていうのが通じないフェイクさがある。

●日経社説 肉付けどこまで?5度目の骨太方針

 ま、このあたり。

 だが、その具体策は秋から年末にかけて決めるという。どの程度の内容になるのか、全く見えない。
 役所が実施している仕事を官民の競争入札にかけ勝った方に任せる「市場化テスト」はコストを下げ、サービスを改善する。その準拠法の制定が急がれるが、官僚の反発から法案の名称が公共サービス効率化法(市場化テスト法)案となったうえ、原案で今年度中に国会提出とあった部分も「今年度中に国会に提出すべく速やかに準備」と変わった。

 このあたりのにぶさが現実というもの。

●産経社説 日韓国交40年 「発展した韓国」に感謝を

 どうでもいいや。

●産経社説 骨太方針2005 強固な改革のレール敷け

 ちょっとメタな言い方だが、産経というのは本来的な意味で保守ではないわけだよね。日本ではハイエクばりの保守というのはあるのだろうか。
 簡単にいえば、産経のこの改革論は現実的ではないよ。

●毎日社説 骨太方針第5弾 財政再建の初心忘れるな

 これはパスでいいでしょ。

●毎日社説 個人所得課税 サラリーマンも申告の時代に

 重税はだめとか毎日に言っても通じるものでもないから、それはさておくとして、一般論としてはそれほどバランスが悪いものでもない。
 申告制は空論ではないかなとは思うし、自営が優遇されているというのも偏った議論には思う。

●読売社説 [所得課税改革]「消費税と重なれば超重税になる」

 読み進むにつれ空論というか空想になってくる。
 とにかく今の状況で重税はあかんよというだけで抑えるべきではないのか。

●読売社説 [骨太方針2005]「医療費抑制に欠かせぬ数値目標」

 無意味な反論でないだけいいのだろうが、ちょっとぼけてる。

 だが、給与の具体的な削減策が見えない。検討中の国家公務員給与体系の見直しも、内容が甘い。地方公務員も合わせ、削減への道筋を明確にすべきだ。

 そんなに急いだ改革はできないよ。

●朝日社説 日韓国交正常化40年 たまには嵐もあるさ

 パス。どこの国の新聞だ、これ。