最近のブログの印象…

 私なんぞ、どうもはてなにいるし、どう見たって私もはてなな人だし、この加速度に巻き込まれているわけで、そのあたりの立ち位置からするとブログの世界の印象があれっと変わったなという感じがする。
 とにかくネタが高速。そして、ネタこそすべてみたいな。
 かくしてその感性に影響を受けてしまう。
 はてな的にいうと、以前は、アンテナでぼちぼち見ていたわけですよ、RSSリーダーもわかっているけど、さしてどうということなく。というか、RSSリーダー=ブログ、という発想だったけど、RSSリーダーというのはニュース読みのほうがポイントなわけね。これにサーチエンジンのサービスやぶくまなど組み合わせると、ニュース系のネタががんがん入る。で、入ったものの大半はネタ。よくてもあとで考えとこーということでぶくま、とか、とか。
 と、はてなな人とか書いたけど、以前なら、アンテナ介して、きちんと日記を書いている人の、ネタじゃない日常の細やかな感性とかに共感していたのだけど、なんかそこがネタジャンキーで麻痺して読みが粗くなった。
 エキサイトブログニュースとかも見なくなった。以前は、一日一回くらいはランキングとかみて、ふーんみんなそんなことに関心あるんだとか思ったが、あれです、ひどいんですが、世の中の人的なネタでは刺激がすくねー、やっぱ、もっとコアなネタのほうがいいということでしょうね。当然、いろいろすったもんだしたけど(私の場合)、ライブドアブログニュースとかも見ない。
 やっかみとかではないけど、ブログ時評さんとか見ると、なんか、江戸時代にはこういうブログがあったよね的にほのぼのとした感じがする。というか、いわゆるちょい前までの有名所のブログがなんかそういう追憶のほのぼの感が漂っている。あまり言うのもなんだが、クサシというかウンコメとかも、お前らいつの時代の人かというほのぼの感がある。
 あ、別に自慢とかじゃないけど(って書くから誤解されるのだろうが)、なんとなくなんとなくやっている極東ブログのほうが、あまり世情の感性の影響を受けまいと思いつつ、それでもネタ的なものに加速している感じがあり、そのあたりが、けっこう悩む。エントリ書くのはどってことないのだけど。
 そのなんというか、これもボケたツッコミされるかもしれないけど、PVとかそれほどどってことはないし、むしろ、読み返した時点で残るログがウェッブログなわけなのだとはわかるのだけど。
 それでも、ブログっていうのは、「今」ってことなんで、自分の感性の変化の基本的な部分はしかたないのかなと思う。