今日の新聞各紙社説は…
日米韓問題が主題といえばそうだが、これはあまりに韓国がダメすぎでとくに話題でもない。というか、韓国は内心では核保有国宣言をした北朝鮮を抱き込みたいというハラがあるのだろう。マジかよと思うが、そのあたりが日本人がちょっと甘ちゃんになるところだ。日韓のそういうレベルの友好はありえないくらいで未来を考えたほうがいいだろう。
ただ、現状の韓国の体勢は早晩行き詰まるのではないかとは思うが。
あとは…。科学教育? これは産経のところにちょこっと書いたけど、もっと日本の市民社会のベースの科学教育が問題かなと思う。マイナスイオンだのゲーム脳だの…みたいなのはちょっとね。JR西の事故でも、おいもっと事態を科学的に見れ、と思う。政治問題にして祭にしてあーすっきりとかやってんじゃねー。
●日経社説 女性研究者の登用を急げ
ま、それはそうだ。というか、子育て終えた女性を研究職に復職させればいいだけではないのか。
●産経社説 科学技術力 「研究時間の減少」は困る
これは違うな。
子供は科学が好きだよ。おりにふれていろいろ話をしても聞く子は多いし、いろいろ知りたい。トリビアだって考えようによっては科学番組。
問題は、その科学の心を高度な部分につなげていく教育。つまり、市民の科学知識から専門家を育成する部分だと思う。高校の科学はただの数学に堕していると思う。
●産経社説 米韓首脳会談 次は日米韓の結束固めを
この地域の緊急課題は竹島や靖国参拝、歴史教科書問題などではない。日米韓の結束にヒビを入れる反日は北朝鮮を有利にするだけだ。来週には日韓首脳会談も予定されている。盧武鉉大統領に冷静な判断を期待したい。
まったくね。
●毎日社説 中教審経過報告 総合学習は一層の充実を
現場の臭いがないなぁ。
●読売社説 [アフリカ支援]「対アジア援助の成功体験生かせ」
アジアでの成功体験をアフリカ支援に生かしていく。それが日本の役割だ。
という思いつきで作文してみました、という趣向。くだらね。
ところでアジアで成功だったのか。
今週のニューズウィークにもあるけど、れいの中国反日暴動でアジアは日本を支持したわけでもなかった。
●読売社説 [米韓首脳会談]「『北』への包囲網形成に不安が残る」
このレベルは別にどってことない。米国は直接北朝鮮とも対話しているので、今回の韓国との対話とどうつながっているのかの推論がないと話にならん。
ということでそこはどうなっているのか。ま、難しいな。北朝鮮の本音は案外中国より米国頼みかもしれないが、韓国はそのマジな分担はいやだろうし。
●朝日社説 知床 秘境を守ってこそ遺産
つまんね。
●朝日社説 児童労働 一人でも多く救いたい
お約束みたいな社説。このネタは旧来の左翼団体が扱いやすい。ILOの主張は主張。ただ、児童労働の実態は性産業ではなかったか。