今日の新聞各紙社説は…
なんかよくわかんないのが多かった。社説は適時なものであるべきだがそこがまずずっこけているように思う。なんて言っていいのか言葉につまる。
なかでも読売の「[海外警察支援]「『一国治安主義』では通用しない」がよくわからなかった。七月に中国が救援を目的とした演習を行うのだがこれに日韓も参加する、ってな話につながるのかと思った。ら、そうでもない。
⇒中国、日韓と共同で海難救助訓練実施へ
あと、ダルフール問題で、NATOも米国も少しずつ動きだしているのだが、日本の新聞ってもうその話は禁忌領域なのだろうか。社説の話題ではないということか。総じてG8絡みで世界はアフリカ支援の議論を進めているというのに。
●日経社説 W杯代表に学ぶ謙虚な強さ
パス。
●日経社説 東証は上場前に自主規制の扱い詰めよ
これはそういう話なのだが、私はあまり関心ない。というか、日本の株は外人なんで自然に妥当な規制をしないとだめなんじゃないか。
●産経社説 年金協議 政党のおもちゃではない
話の前提がよくわからん。
●産経社説 女性天皇 歴史と伝統ふまえ論議を
このバカども日本の敗戦を忘れているのだな。あそこでこの手の天皇制の歴史も伝統もなくなったわけで、橋爪大三郎がボケこいて天皇なんてくじ引きで選んでもいいと言っていたが、ひどい話がそういうこともありえる。
女性天皇でもいいどころか、長子をもって相続するでよろし。直系になかったら、どんどん傍系に移せばよし。
●毎日社説 国連常任理入り カギ握る米国の説得に全力を
この問題は米国がピボットではないと思うが。ようは、小国に対してどこまで日本が信頼を得るか(カネを長期的に効果的に撒くか)。米国とても世界の重荷を分散したいだろうし、中国が無茶な資源外交を続けるのも困ったもんだし。
●毎日社説 国民投票法案 熱が冷めるとエンストか
それが問題なのか。
もともと最強の硬性憲法なんだし。
●読売社説 [海外警察支援]「『一国治安主義』では通用しない」
何を言っているのかわけわかめ。
●読売社説 [カード被害補償]「銀行は預金の『安全』を競い合え」
ぁぁ、もうもう、読むだけでバカが感染りそうな話。
●朝日社説 平成の大合併 問題例から学ぼう
合併は、よく結婚話にたとえられる。気持ちが通い合えば貧しくてもやっていけるし、性格が合わなければ裕福でもやっていけない。主役の住民は大いに悩むしかない。その結果、職員を半減させても自立したり、自治体同士の広域的な連携をめざしたり、さまざまな手法も見えてくるはずだ。
あほか。もっとマクロ的な要因だよ。
●朝日社説 骨太の方針 集大成の自覚があるか
具体的にどうしろと。