今日の新聞各紙社説は…

 特にどうという話題のない日だった。
 産経が飲酒運転の話を書いていたが、この問題は、飲酒は絶対にダメという根拠が科学的には私はよくわからない。人の差があるように思える。ま、飲酒運転はダメには違いない。が、およそ業務で運転という人の場合は、とりあえずそれってありえないでしょ、だが。
 そういえば、新聞社説をばっさり斬るのはいいけど、もうちょっと丁寧に読んだらという示唆を貰った。ま、これで終わりということはなく、思いがひっかかってから考え直すこともあり、そんなのが極東ブログのネタになったりもします。

●日経社説 未完の日・マレーシア連携

 そんなものでしょうか。以前よりは進歩と言えるのか。マレーシアの最近の事情もワッチしてないのでよくわからない点は多い。と、単純なことろシンガポールはどうなってんのか。大枠で見るとドンヅマリのように思えるのだが。

●日経社説 正当性を問われる西武の新経営陣

 話はそうことかもしれないが、西武がというとき、大筋では国策側の問題ではなかったかと思うので、こうした議論にどれだけ重要性があるのか疑問。

●産経社説 飲酒運転 凶悪な交通犯罪と心得よ

 これはそういう問題ではないでしょ。
 飲酒運転の捕獲な警察のビジネスだし、だからこそ、裁量の名目でいい加減にとっつかまえているのだから。

●産経社説 靖国参拝の意義 首相は世界に向け説明を

 言ってること矛盾。というのは、国内問題なんだし、さらに個人の信条の問題なんだから、世界に向けて説明する必要もないし、そもそも政治問題化するのが変。と、産経に言うも虚し。

●毎日社説 公務員の給与 労働基本権を付与し削減を

 レーニン曰く、一般の公務員の給与が一般労働者を上回る国はダメダメ、だったか。公務員は保証が厚いのだから、むしろその分、給与が少なくてもよい。労働基本権については、ILOの話はその後どうなったか。

●毎日社説 三位一体改革 地方分権推進が出発点だ

 これってどっかの代議士秘書が書いたのか。マジとも洒落ともつかない。

文科省自民党文教族の主張は、義務教育には国が責任を持つべきだという論理のもと、地方への関与を継続しようという意図が明白である。

 私も「文部省」なんて、いらね、とか言っていたが、地方の実態のシミュレーションとかできているのだろうか。というのは、地方に長く暮らしていて、その義務教育の実態を見て、ちょっと困惑する。あー、意外なほど先生の質は高いのですが。

●読売社説 [JR西事故]「救助・救急に生かすべき教訓」

 マンションに突っ込んだ電車からの負傷者救出は、車から漏れたガソリンへの引火の恐れがあって、手間取った。

 ここに以前から疑問を感じるのだが、それって、ほんとかね、と。送風とか発泡剤とかでなんとかならないのだろうか、と。

●読売社説 [中国副首相帰国]「最低限の国際マナーに反する」

どんな理由があっても、非礼な行為は詫(わ)びる。それは、国際社会でも当然のルールだ。

 そんなことはないです。

●朝日社説 保護観察 これでは不安が広がる

 社説でそう言うはたやすいし、今回の事件もなんだかな、なのだが、これでなにか日本の社会が変わるわけでもないのでしょ。

●朝日社説 日中関係 ああ、なんと不毛な

 朝日新聞社説、ああ、なんと不毛な。
 トンズラする可能性があるならそう言っとけ。後出しじゃんけんはすべからく凶なるべし。