2005-05-25 最後がおちゃらけにしてあるが…これはとてもよい本だったと思う… 「哲学実技」のすすめ―そして誰もいなくなった・・・ 著者:中島 義道 販売:角川書店 価格:\600 媒体:新書 通常2〜3日以内に発送 今も時たま考えるのは、カント流の、いかなる場合でも真実を言う、という命題だ。 まさに哲学というのは実技なのだが、そのあたりは、いわゆる「哲学」学とはまるで異なる。 ヴィトゲンシュタイン的な生き様に惹かれる人が、往々にして、哲学学に陥ってしまう。 哲学実技の最大のポイントは、なによりも真理を求めるということであり、じゃ、それで生きてみ、っていう恐ろしいことでもある。 単純な話、生きられないのだ。