今日の新聞各紙社説は…

 特に話題のない社説ばかり。
 当方が休みボケしているのかもしれないけど、お爺さんたち何をおっしゃりたいという感じの連発であった。
 私などもそう見られているのだろうなという自戒でも学ぶしかないのだが、それにしても、どの社説も一ひねり入れるくらい頭を使ってよさそうなものだが。
 読売の排ガス規制は抜本的に間違っていると思うが、さて。

●日経社説 丸抱え型雇用に頼らず自らキャリアを――会社 従業員が変わる

 単純になに言ってんのかわからない。

●産経社説 森林の大切さ この緑を子孫に伝えたい

 言葉もない。パスするにはむっとくる。緑=森林、っていうのは西洋人の考え方。

●産経社説 女性天皇 伝統重んじる論議を歓迎

 こんなバカバカしい議論ができるってのは、日本が本当に戦争に負けちまったんだってことが腹の底からわかってねーな。共産党用語である天皇制ってな言葉は使いたくないが、今上天皇もご自身、少年ながらに自分の代には天皇はないだろうと自覚された。…云々。ま、いいや。

●毎日社説 NPT会議 北朝鮮の核に有効な対策を

 どう対策するのかと読んでがっくし。

 「今そこにある危機」は、誰の目にもはっきり見えているはずだ。加盟国が、核保有国と非保有国の立場を超えて真剣な議論を続け、世界をより安全にする方策を示すよう期待したい。

 あほか。
 すでに動き出した米国がどう日本に影響を与えるのかそれに日本はどう対応するのかとか考えてくれ。

●毎日社説 視点 少子化 論説委員・臼井研一

 これは社説ではないでしょ?
 自分もこの手のオチを書いてしまって同罪なのだが、こういう話を書く人間は経済オンチ。ま、この件は繰り返すが同罪であるが。

●読売社説 [高松塚壁画]「最善の保存策へ議論を尽くせ」

 他紙の社説をめくって、じゃ、って書いたのだろう。っていう横並び観。

●読売社説 [排ガス規制強化]「新型車だけでは効果が限られる」

 この件は抜本的に倒錯していると思うが、なんか疲れた。

●朝日社説 カネボウ 斜陽の時が刻まれた

 こういうのはブログとかに書く話。

●朝日社説 JR西日本 安全を軽んじてないか

 新聞のこういうところがアカンなと思う。ほとんど社会ヒステリー状態というか、執筆子はまじでこういう空気吸いまくっているのだろう。どの組織も事故後に安全を軽んじてないかと言われたら黙るしかない。