今日の新聞各紙社説は…

 主眼はホリエモン騒動終結。これは、極東ブログのほうで書く予定。
 話題としてはなぜ今日?というのはさておき、アルゼンチン国債は重要な問題。社説の枠内として読売の言い分もありだろう。ただ、食い足りないというか、表層的過ぎる。

●日経社説 印パ関係の改善を歓迎する

 遅出しでおざなり感あり。

●日経社説 企業経営者に警鐘鳴らした買収合戦

 ま、悪くない。

●産経社説 日本航空 大惨事の二の舞い避けよ

 特にどうということはないのだが、日本語として「大惨事の二の舞い避けよ」って言うかな。日本語表現ではないように感じられるのだが。

●産経社説 ライブドア 一体何がしたかったのか

 これはよく書けている。

●毎日社説 少子化 個人の生活スタイルに介入してほしくない

 期待通りのだめだめ。最初の文章に「と思うのは私だけではないだろう」ってしたら誰も読まないよ。それに「なぜ、晩婚化・非婚化が進むかについては、さまざまな分析や視点がある。」が続いたら、文章が支離滅裂。デスクから戻すべき原稿。
 それにこれだけ「私」を出すなら、青野由利さん、あなたはどうなんですか?という部分を書かなくては。
 ⇒青野由利略歴

 同年でしたか。とすると、お子さんがあればいわゆる子育て期は終わっているはず、という、経験を出していいと思うが…。

●読売社説 [アルゼンチン]「余りに身勝手な債務の“踏み倒し”」

 この問題は難しい。読売の言い分もわかるが、ここでようやくアルゼンチンは頭をもたげたところ。ここでごつんと潰すか、と。

●読売社説 [フジ対ライブ]「痛み分けの買収劇が残した教訓」

 教訓はそうじゃなくて、メディアが煙幕貼りまくったこと。読売も実際上株価操作みたいなことをやってしまった。

●朝日社説 中国への脅し 足元を揺るがすな

 私はこれは多分にマッチポンプではないかと思う。いずれにせよ、この手の小競り合いは想定されるので、朝日としては予定稿的なものだろう。くだらなさすぎ。