産経社説 朝日社説 本質そらしてはいけない

 また、八日付朝日社説は、産経の平成十年一月九日付主張を取り上げ、「自らがかかわっている教科書を自社の紙面で宣伝してきたと言われても仕方あるまい」と書いている。完全な事実誤認であり、読者のために朝日が指摘した問題に答えたい。
 当初は、産経が教科書を発行し、扶桑社が発売する予定だったが、十一年の旧文部省の指導で、発行と発売が扶桑社に一本化された。それ以降、産経は教科書の編集に一切かかわっていない。詳しい経緯は別掲の通りだ。

 これは産経の言い分が正しいと思うというか。その事実関係をふまえての朝日の批判だったのだろうか。朝日はただ書き飛ばしたのではないか。というか、ただ、朝日の社説レベルが低すぎだったのではないか。左翼的なスタンスだけで批判の地歩が得られるという低レベルの勘違いなんじゃないか。