簡単手作りハムの作り方

 ええと、経験的手法なので、いわゆる正攻法ではありません。というか、正攻法は以前やってましたが、めんどくさい。
 ちょっと簡単に書きます。秘密はないです。
 ビニール袋にピックル液ロースの塊を入れて(軽くひたる程度)、それを封して、冷蔵庫に2日。
 ピックル液は、最終的なハムの塩加減よりちょっとしょっぱめです。ピックル液は、塩と砂糖を入れます。砂糖はやや甘いくらい。それに香り付けに私はローズマリー(ドライ)を使います。適量。このあたりの分量はまだ定式化してないのですまん。ロースの塊は形成してもよい。軽く糸で縛ってもよい。
 で、2日後、ピックル液を抜いて、ビニール袋のまま、これをシャトルシェフで70度強で1時間から2時間湯煎。以前、書いたローストビーフと同じ。温度管理で30分置きくらいに温度チェック。要は70度で芯まで温度が行き渡るように1時間はかけること。
 出して、軽くスモーク。あれです、フライパンでできるスモークっていう感じです。ちょっと風味付け程度。この工程はなくても大して問題ないです。
 以上。
 このところ、湯煎方式ではなく、オーブンでやっています。200度くらい。1時間。熱が強いと焼き豚になります。オーブン内に焦がしたチップを入れとけば自然に軽くスモーク。
 さてできあがりは…
 いわゆる日本のハムに慣れた人だと、ちょっと焼き豚感があるかと思う。それに薫製式ほど肉質がハムっぽくないというのもあるかもしれない。
 でも、こっちに慣れると、いわゆる日本のハムは、なんじゃこれ、と思うようになると思う。
 ま、お試しあれ。
 ベーコンの作り方も同じ。こちらはバラ肉(三枚肉?)
 ソーセージの作り方も似てるが、これはまたの機会でも。