毎日社説 性犯罪者情報 警察は柔軟で適正な対応を
これは各ブログの反応を見ても思うのだが、ミーガン法が話題になってしまって、当の被害を食い止めるということから主眼が外れる。また、性犯罪を他の犯罪と同列にあるは系列に置いて思考し、恥じない。人権を侵害されるということがよくわかってないのだろうなと思うことが多い。この問題は各人が抱えている性と人権とそして家族など親密な関係性への深い理解を必要とする。うまく言えないのだが、そこは社会ではなく、「私」そのものの重要な領域なのだから。
折しも1日から改正刑法が施行され、性犯罪への罰則も強化されたばかりだ。最近は裁判所が言い渡す婦女暴行犯への量刑も重くなっている。性犯罪を甘く見る旧弊をただす動きが、ようやくスタートしたといっていい。今はその抑止効果を冷静に見極める時期だろう。同時に性犯罪の卑劣さと被害者が受けるダメージの甚大さを認識し、社会全体で犯罪を追放する機運を盛り上げねばならない。
こういうスタンスそのものがそういう「私」を欠いているのだ。