2005-01-16 朝日社説 阪神大震災から10年――命の重みをかみしめる 単純な話、「私」というものがなくこうした文章を書くのは欺瞞ではないのか。 「私」は社会なり国家なりを介して遠い人とつながる。もちろん、「私」には近しい人間がいる。そこそれぞれの関係性において言葉は変わる。