イヤな相手を手のひらで転がす心理作戦



著者:内藤 誼人

販売:青春出版社

価格:\1,260

媒体:単行本



通常2〜3日以内に発送

 ついでに出てきたので。というか、まだありそうだが…内藤誼人関連で何冊か買ったのだった。
 で、この本は使えるか。
 たぶん、ダメでしょう。こういうのはサイエンス(知識)じゃなくて、アート(技芸)だから、一種の芸なんですよ。
 逆にいうとそういう芸を身につけるのは、知識ではだめ。
 そして、そういう芸を身につけた人間にと対峙するときはどうするか。そう考えたほうがまし。で、ですね、これは、基本的に芸の力量勝負になるので、相手がそれで飯食っているプロだったら、勝てないぞと防戦にまわることです。つまり、負けを想定してかかる。つまり、ころがされる想定をまずする。さて、そこからどうするか。
 で、最低線から言うと、孫子の兵法曰く、「兵とは詭道なり」で、相手の予想の論外の行動を取ること。ま、かなりひどいことを演じる覚悟をすること。
 騙す相手がプロなら素人は勝てっこないですよ。そして、相手がプロなら損なことはしないですよ、ということ。
 そういえば、以前、英語の本だったが、女性が襲われたときどうするかというので、脱糞吉というのがあって、なるほどと思った。その方面でなければ詭道なりではある。